Collection Car Auction Collection No.16

池田道夫

和歌山県発の大人気アウトドアショップ「Orange」を経営する。”体験を提供する”ことを掲げたショップ内には、池田氏がセレクトしたキャンプギアが並び、全国のファンを魅了する。またヴィンテージグッズのコレクターとしても知られており、老舗アウトドアブランド「コールマン」のミュージアム「Orange Old Coleman Museum」も併設している。
LOT11977 Toyota Toyoace TY10-P Barracuda

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”僕の考える”かっこいい”をお客さんが共感してくれた」その時の”喜びが詰まった”1台なんです”

「Orange」代表池田氏の“理想トラック”を具現化し、お店に来るお客さんからも高い人気を得たカスタムトラック。ベース車両は商用トラックとして知られるトヨタ「トヨエース」の3代目、定員6名の「ダブルキャブ」グレード。ルーフに備えられたテントがこの車両の特徴となっており、個体の希少性もさることながら、レジャーでの実用性にもこだわりを持って製作された車両となっている。
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LOT21973 Mazda Kraft Truck

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”「Kraft」というドイツ名から、ベンツの「ウニモグ」イメージしてみました”

当個体は実用本位で設計されたマツダの商用トラック「クラフト」をベースとしたカスタムトラック。ドイツ語で力強さを表す「クラフト」という名から着想を得て、ベンツの「ウニモグ」をイメージしたカスタムとなっている。外装はメタリックグリーンでオールペンを施し、巨大なタイヤを備えて、精悍なオフロードトラック然としたスタイリングにまとめられている。ただ現状のホイールサイズでは、公道走行は不可。走行するには付属する純正品に付け替えるか、別途フェンダーを装備するなど対応する必要がある。
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LOT3Honda Vamos

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”「レトロ可愛い」という言葉がこれほどピッタリハマる車は他にありませんよ”

初代ホンダ「バモス」は前衛的なデザインと、可愛らしい小さなボディが魅力的な車両だ。現在でもカルト的な人気を誇るが、生産台数はわずか2530台ほどだったと言われており、現存する個体は少ない。当個体はその中でも特に生産数の少なかったとされる上部全体を覆う幌を備えたフルホロタイプとなっている。状態は多少のヤレが見受けられる状態となっているが、オリジナル度は高く、肝心の幌も綺麗な状態で残されているため、コレクター必見の1台と言えるだろう。
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LOT41979 Toyota Townace E-TR15G

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”「可愛い車でみんなで楽しくアウトドア」それを叶えてくれるのがこの車です”

当個体は1976年に登場した「タウンエース」の最初期型、三列シートを備えた7人搭乗可能の乗用グレードワゴンモデル。池田氏曰く、購入した当初から一切手は加えていないとのことで、高いオリジナル度を保つ個体となっている。エンジンに関してはバッテリーを交換する必要があるが、基本的には快調に動作することを確認済み。また、特別キャンプに特化したモデルではないが、汎用性に優れたラゲッジスペース、フルフラット化するシートを備えており、大人数でもレジャーを楽しめる車となっている。
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LOT51987 Toyota Land Cruiser Troop Carrier 47

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”トループキャリアにポップアップルーフ！こんなランクル見たことないでしょ？”

ランドクルーザーの中でも24年という長きに渡り製造され続けた人気モデルである40系。当個体はその40系の中でも日本国内において、非常に希少価値の高いことで知られる、オーストラリア専売のロングボディタイプ「トループキャリア」だ。さらにこの個体には、キャンピング仕様車によく見られるポップアップルーフに加えて、ロングボディの迫力を強調する大型のシュノーケルが装備されている。クラシカルな魅力と希少性を兼ね備えた稀有な一台。ランクルマニアであれば是非とも手に入れておきたい1台。
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LOT61958 Bedford CA Dormobile

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”僕のヴィンテージカーコレクションは全てこの車から始まったんです”

英国を代表する商用車「ベッドフォードCA」をベースに、馬具製造業をルーツにもつコーチビルダー「ドーモービル」が手がけたキャンピングカー。当個体はフロントウィンドウが二枚に分割する初期型モデルとなり、非常に高い希少価値を誇る。また、その美しさから海外の様々なイベント、雑誌で取り上げられたヒストリーを持ち、各種資料も揃う車両となっている。走行するにはブレーキの修理、バッテリー交換が必要となるが、ポップアップルーフのガラスが交換されている以外は、輸入時から一切手は加えられておらず、高いオリジナル度を維持している。
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LOT71963 Chevrolet Corvair Greenbrier

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”ソリッドでアーミー、素材を活かしたカスタムが自慢です”

「シボレーコルヴェアグリーンブライアー」は、60年代バンライフを象徴する一台だ。
外装は購入時から備えられていたというアメリカンレーシング製14インチホイール、社外マフラーに合わせて、ベージュカラーにオールペン。これによって、ミリタリーテイストで骨太な印象を与えるスタイルにまとめられている。トランスミッションは4速フロア式。エンジンもパーツ入手製が高いシボレー製を搭載することから、手をかけてやれば長く乗れるクラシックバンと言えるだろう。
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LOT81965 Ford Econoline Falcon

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”アーチ状のトラベルトップ、丸いシルエットが可愛いんですよ”

この初代「エコノライン」は、「ファルコン」のフレームをベースに製造された60年代を代表するフルサイズバン。当個体の最大の特徴はアーチ状に開くアルミ製トラベルトップを搭載している点となっている。展開すると丸みを帯びたシルエットが浮かび上がり、丸目のフロントマスクと相まって、愛らしい雰囲気を与えあてくれる。コンディションも良好。オリジナル度も高い個体となっているため、コレクションとしてもリノベーションベースの車両としても価値の高い車両となっている。
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LOT91972 Dodge Explorer

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“「アメリカンな動く古民家」そんなところがお気に入りです”

「ダッジエクスプローラー」は、ダッジのMシリーズシャーシにオーストラリアの架装メーカー「Explorer Motor Homes Corp」が制作したボディを組み合わせた本格的なキャンピングカー。池田氏いわくこの車両も購入時からほとんど手を加えておらず、キャブレーターのリビルドを行なった以外は、輸入された当時からそのまま手付かずの状態となっている。
もちろん装備は当時モノとなるが、室内は4、5人がが過ごせるほどの広々とした空間が広がり、あらゆるリノベーションの可能性が秘められた車両となっている。
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LOT101973 Winnebago Brave 18

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”車内に入った瞬間タイムスリップした気分になれる、そんな車です”

本場アメリカでモーターハウスを製造し続ける老舗メーカー『ウィネベーゴ』。当個体は同社が1973年に製造したクラシックキャンパーだ。グレードは当時の本格派キャンパーの中でも比較的コンパクトだった「ブレーブ18」。この個体の大きな特徴はその内装で、当時アメリカで使用されていたそのままの状態で保存されている。一度車内に足を踏み入れれば、70年代アメリカの空気感を肌で感じることができるだろう。
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