おすすめ撮影シーン:自然風景からポートレート、動きものまで
ソニー「α7R Ⅳ」
α7シリーズの最上位機。6100万画素、9504×6336ドットという、フルサイズミラーレスカメラ最高解像度クラスの写真が撮れるのが最大の特徴。ソニー独自の裏面照射型CMOSセンサーは弱い光もしっかりとらえられる。ダイナミックレンジが広く、暗いところから明るいところまで、黒つぶれ・白つぶれの少ない、階調のなめらかな写真が撮れる。
ボディ内手ぶれ補正は最高5.5段分の効果があり、手持ちでも安定した動画が撮れる。電子ビューファインダー(EVF)は576万ドットで120fpsとこちらも最高クラス。AFには4Dフォーカス、リアルタイムトラッキング、リアルタイム瞳AFなど最新機能を搭載し、動きの激しい人や動物、乗り物の撮影にも最適。ポートレートから撮影旅行まで、あらゆる場面で重宝しそうだ。
撮像画素:6100万画素 |
おすすめ撮影シーン:家族やペットのスナップ
ソニー「α7C」
「ボディ内手ぶれ補正内蔵のフルサイズミラーレスカメラ」として世界最小・最軽量を実現したα7の最新モデル。ほぼ同機能の「α7Ⅲ」に比べて、質量で78%、体積で81%という軽くて小さい1台だ。ボディの奥行きは59.7mm、高さはわずか71.1mmで、ちょっとした外出やお散歩はもちろん、旅行先でもラクしてフルサイズの写真が撮れる。
動物に対応したリアルタイム瞳AFを備え、ペットなどの撮影にも役立つ。キットレンズとして同時発表の「FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)」も世界最小・最軽量。このレンズと組み合わせて持ち歩くのがおすすめ。日常をフルサイズで美しく撮りたい人に。
撮像画素:2420万画素 |
おすすめ撮影シーン:家族や友人のポートレート
ソニー「α6400 ダブルズームレンズキット」
フルサイズより面積が小さい、「APS-C」サイズのセンサーを搭載する小型軽量モデル。2019年発売の中堅モデルだが、ピント合わせがすばやい「全面位相差検出センサー」を搭載し、オートフォーカスは世界最速の0.02秒だ。リアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキングを搭載し、家族やペットの写真もラクして撮れる。
レンズは広角寄りの16-50mm、望遠寄りの55-210mmがついてお買い得だ。画面は180度回転するチルト式で、スマホのように画面をタッチして撮影できる。自撮りや動画撮影にも重宝するだろう。4K動画も撮れるので、子どもの誕生を機に買うのもオススメだ。
撮像画素:2420万画素 |
おすすめ撮影シーン:野生動物、乗り物など
キヤノン「EOS R5」
キヤノンEOS
Rシリーズの最上位モデル。4500万画素ながらメーカー自身が「キヤノン史上最高画質」をうたう。レンズ交換式カメラとしてキヤノン初のボディ内手ぶれ補正を内蔵し、最高8段分の効果をもっている。
最高毎秒20コマという高速連写ができて野生動物や乗り物も撮りやすい。AFのエリアは最大1053分割と細かく、オートフォーカスの速度も0.05秒と速い。人物なら瞳/顔/頭部、動物なら瞳/顔/全身を検出できて、動きモノも得意だ。 プロ用のカメラ「EOS-1D X Mark II」にも搭載された「サーボAF」が使えて、被写体の動きにあわせてピントを合わせ続けられる。動画は8K30P撮影に対応し、市販のミラーレスカメラでは最高の性能を誇る。あらゆる場面で活躍するオールラウンダーだ。
撮像画素:4500万画素 |
おすすめ撮影シーン:家族やペットのスナップ
キヤノン「EOS RP」
EOS
Rシリーズの小型軽量モデル。2620万画素の中級機ながら、センサーには独自の「デュアルピクセルCMOS」を搭載して、0.05秒の高速AFが可能。AF時には最大4779点からピント合わせができる。被写体を追いかける「サーボAF」に対応した瞳AFなど、キヤノンの技術もしっかり入っている。
液晶画面は前にも向けられるバリアングル式で、自撮りにも便利。メニューは画面をタッチする「スマホ方式」。クリエイティブアシストやシーン選択などアシスト機能も豊富で専門知識がなくてもイメージする写真が撮りやすい。 低価格ながらキヤノンのフルサイズを楽しめる、1台目に適したモデル。Kissからのステップアップにもおすすめだ。
撮像画素:2620万画素 |
おすすめ撮影シーン:山や海などの風景写真
ニコン「Z 6 II」
2450万画素と標準的だが、センサーに「裏面照射型CMOS」を採用していて白つぶれ黒つぶれが少ない。特に陰影の濃いアンダー寄りの描写に強く、高画質な写真が撮れる1台だ。山や海、建築物などの表情が出しやすく、撮影旅行に持っていく1台にもおすすめ。高画素に振りきったZ
7に比べると標準的な作りで、価格的にも手が出しやすい。
従来機に比べると、画像処理エンジン「EXPEED6」を1基から2基に倍増したことで、AFや連写をするときの反応がすばやくなった。メモリーカードスロットも1基から2基と増えて安心感がある。ただ、撮れる写真自体は大きく変わらないので、従来機との違いが気にならないなら初代のZ 6やZ 7をお安く手に入れるのもアリだ。
撮像画素:2450万画素 |
おすすめ撮影シーン:家族や友人のポートレート
ニコン「Z 5」
Z
7、Z
6の弟分的カメラだが、外観やデザイン、操作性は変わらず、ボディ上部の液晶表示がない。逆に、記録メディアはSDカードのダブルスロットで「II」世代的。撮像素子はZ
6
IIと違い、裏面照射型ではなく通常型だ。画質はシャープで、最近のニコンらしいキレのある絵作りになっている。
キットレンズの24-50mmは沈胴式で小さく(長さ51mm)、重量は195gと軽い。持ち歩きやすいうえ、描画性能の評判もとてもいい。Z 7、Z 6同様にボディ内手ぶれ補正もよく効き、プロカメラマンがサブ機として選ぶほど出来が良い。取り回しがいいぶん、スナップや家族写真などに特にオススメだ。
撮像画素:2432万画素 |
おすすめ撮影シーン:家族や友人のポートレート
ニコン「Z 50 ダブルズームキット」
ニコン初となるAPS-Cサイズのセンサーを使ったミラーレスカメラ。フルサイズ機と同じ「Creative Picture
Control」を使って高度な絵作りができる。AFがすばやく正確でピントはずれの写真が少ないのも特徴だ。
レンズマウントも同じ「Zマウント」なので、高性能なレンズもそのまま装着できる。レンズには薄型軽量でスナップを撮りやすい16-50mm、光学式手ぶれ補正を備えて公園や運動会で走り回る子どもも撮りやすい50-250mmの2本がついてくる。
撮像画素:2088万画素 |
おすすめ撮影シーン:自然風景やポートレート、動きものまで
パナソニック「LUMIX DC-S1R」
LUMIXシリーズのフラッグシップモデルで、すべてが最高級の作り。「ハイレゾモード」では約1億8700万画素という超高解像度の写真が撮れる。「6K/4Kフォト」機能を使えば秒60コマの高速連写も可能。電子シャッターでは1/16000秒の高速撮影もできる。
AFは動きモノも高速でよく粘る。絵作りはシャープネスを強調しすぎず、細部まで精細に再現する描写だ。キットレンズの「24-105mm F4」は広角から中望遠までカバーする画角に加え、ズーム全域で最短30センチのマクロ撮影もできる。 サイズは大きく、価格も高いが、すべての機能が高次元で、プロの要求にも十分応えられる1台だ。最新機能、最高のミラーレス一眼デジカメを求める人に使ってほしい。
撮像画素:4730万画素 |
おすすめ撮影シーン:山や海などの自然風景、スナップ
パナソニック「LUMIX DC-S5」
S1の機能をほぼそのままに、小型軽量化して、価格を下げたモデル。背面液晶はフリーアングル型になっていて、自撮りもできる。絵作りはやはりシャープネスが控えめで、質感の再現や階調の滑らかさなど、素材の表現を重視した描写だ。
最大9600万画素相当の高解像度画像を生成できるハイレゾモード、800万画素相当なら秒60コマの高速連写ができる6K/4Kフォトなどの機能も搭載。機能面で妥協せず、無理に小型化しないおかげで得られた操作感はスタンダードと呼ぶにふさわしい。スナップでも旅行でも重宝する、普段使いできる「S」シリーズだ。
撮像画素:2420万画素 |
おすすめ撮影シーン:家族や友人のポートレート
パナソニック「DC-GF10WA ダブルズームキット」
初めてのミラーレス一眼として、特に女性にオススメの超小型軽量モデル。APS-Cよりさらに小さい「マイクロフォーサーズ」サイズのセンサーを採用し、キットレンズを装着しても重量はわずか337gと驚異の軽さ。液晶画面は上に回転し、左右に備えたシャッターボタンで自撮りもしやすい仕様だ。専用アプリを使えばSNSへのシェアも簡単だ。レンズは12-32mmの使いやすい広角ズーム。35-100mmは望遠ズームながら小型軽量で、ちょっと遠くから子どもやペットの自然な表情を撮影できる。
撮像画素:1600万画素 |
おすすめ撮影シーン:スナップ
シグマ「fp」
サイズ112.6×69.9×45.3mm、重量422gという世界最小最軽量のフルサイズミラーレスカメラ。拡張パーツによって、静止画はもちろん、動画撮影、ドローン撮影などに活用できるのが最大の魅力。電子ビューファインダーもなければ、機械制御式シャッターもなし、電子シャッターのみという未来型設計のカメラだ。
カメラとPCをケーブルで接続するだけでオーディオ・ビデオ入力デバイスとして使える仕組みを備え、「超高画質のウェブカメラ」として品薄状態が続いた。Cineモードではシャッター角度や、露出、色情報の波形、ゼブラパターンなど、業務用シネカメラレベルの表示機能を備える。カメラの新しい可能性を探ってみたい人におすすめだ。
撮像画素:2460万画素 |
入札する前に商品の画像や商品ページに書かれている情報をよく確認するのがポイント。気になるあたりやへこみがあったり、商品画像が少なくて判断しにくい場合は、入札前に遠慮なく出品者へ質問しよう。
商品説明に、動作確認済み、写りに異常なしなどの記載があるものを選ぼう。シャッター回数も明示されているものが良い。ただし、年式が古すぎるとデジカメの性能は大きく変わってくるので注意が必要だ。
例えばバッテリーが欠品の場合、別途買う必要があるので、追加の出費となる。エントリー向けには、純正の付属品がセットになっている商品を選ぶのがおすすめ。
文:「週刊アスキー」みやの元編集長、アスキー編集部
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