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肖像権やパブリシティ権についてはわかりました。でも、そもそも、どうしてそれらの権利を保護しないといけないんですか?
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誰でも自分の写真を無断で撮影されたり、公表されたりするのはイヤですよね。自宅でくつろいでいる時など、普段他人に見せない姿もあるはず。他人に見られて恥ずかしい思いをしたり、嫌な思いをしないために、肖像権などの保護は必要なことなのです。
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でも、タレントなどの有名人は、自分の写真を撮影されたり公開されたりすることを、ある程度覚悟してるのでは?
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はい。肖像権が認められる場合が狭くなることはあるでしょう。でも、例えば、自分の肖像が無断で商品に利用されるのはタレントも困ります。正当な報酬を得る機会を失うわけですから。彼らが有名になって、自分の姿や名前が広告などに使用されるまでには、相当の労力や時間、費用がかかっていますものね。
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金銭的に被害を受けるだけでなく、精神的なダメージも大きそうですね。
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そのとおり。だからタレントなどの場合は、肖像権にとどまらず、パブリシティ権も保護する必要があるのです。
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なるほど。肖像権やパブリシティ権の大切さがよくわかりました。
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